【豊川・代田小】電子掲示板の正しい使い方の学習
- 公開日
- 2011/05/09
- 更新日
- 2011/05/09
愛知1200校の取り組み
本校の5年生を対象に、電子掲示板の正しい使い方についての授業を行いました。「電子掲示板とは何か」を知っていた子どもは35名中18名、「見たことがある」子どもは15名でした。また、実際に自分が「使ったことがある」子どもは1名のみでした。そこで、授業では掲示板を利用する際の正しいルールやマナーを知り、それを守るという意識をもってもらいたいと考え、DVD教材「ケータイ安全教室」(NTTdocomo)を用いて学習しました。
まず、子どもたちに自分が言われて嫌な言葉を考えさせました。続いて、DVDの再現ドラマを視聴して、掲示板に中傷する内容を書き込まれた登場人物の気持ちについて考えることで、子どもたちは「書いてはいけない内容」と「書いても良い内容」があることに気がつきました。さらに、掲示板に「学校を爆破する」と書き込み警察に同行を求められたり、出会い系サイトで知り合った相手に脅迫を受けたりするドラマを視聴することで、軽い気持ちで書き込んだ内容によって大きなトラブルに巻き込まれる可能性があることを知りました。
学習を終えての子どもたちの感想には、「相手の気持ちを考えることの大切さや個人情報を公開することの危険性などについて学ぶことができました」と書かれており、友人づくりや情報取得に便利な掲示板が、使い方によってはいじめや犯罪のもとになることを知ることができ、便利さの裏にある危険性について考える良い機会となりました。