【春日井・高座小】 著作権について学ぼう
- 公開日
- 2011/05/12
- 更新日
- 2011/05/12
愛知1200校の取り組み
図工の作品を仕上げていると,テレビのアニメキャラクターを平気で使う子がいます。もちろん個人で楽しむ範囲ではかまいませんが,それぞれの作品には「著作権」があります。他人の作品を自分の作品であるかのように発表したり改ざんしたりすることのないよう指導する必要があります。
そこで,6年生の図工のオリエンテーションの時間に,広島県教科用図書販売株式会社のネット教材「Netモラル」を活用して表題のテーマについて学習を進めました。軽い気持ちでアイドルの写真を使ってしまった主人公の失敗を見ながら「他人の写真や文章を勝手に使ってはいけない」ことが意識づけられる分かりやすい資料です。
「人が作ったものを勝手に使ってはいけない。著作権はとても便利だと思っていたけれど,大変だなあと思いました」「気に入ったものがあってもすぐに利用しない」「著作権をしん害された人はがんばって書いたのにかんたんにマネされたらいい気持ちじゃないのでいけない。」「これからは参考にするだけで自分のものは自分らしく表したいと思います」などの感想が得られました。
6年生は,今後も,修学旅行や福祉をテーマに各自がインターネットを利用した調べ学習を行いプレゼン形式の発表会を行います。そうした取り組みの中で,インターネット上の文章・絵画・写真などを使う際の注意点や著作権について再確認し,情報モラル教育について繰り返し指導をしていきたいと考えています。