i-モラル日記

【豊田・中金小】情報モラルについて考えよう

公開日
2011/07/19
更新日
2011/07/19

愛知1200校の取り組み

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https://asp.schoolweb.ne.jp/2340008/blog_img/10505357?tm=20240815153205

 本校の6年生は、男子5名女子4名の9名で、そのうち、携帯電話を持っている児童は2名、インターネットを普段から利用している児童は8名である。インターネットの主な使い方は「ゲーム」が4人で一番多く、次に「音楽をダウンロードして聴く」が2人、「情報を集めたりニュースを見たりする」が2名であった。使用時には、保護者の許可を得て使っている子がほとんどであり、長時間利用する児童もいなかった。
 まず、昨年(5年生)情報モラルについての授業を受けているので、情報モラルについてどのようなことを知っているのか質問したところ、次のような回答があがった。
・インターネット上に、自分の名前や顔の写真など個人情報になるものを載せたり書いたりしない。
・メールをする時には、特定の人の実名を出したり、悪口を書いたりしない。
⇒思いやりの気持ちを持つ。
・チェーンメールは返事を出さない。
・怪しいメールは開かない。
・情報はすべてが正しいとは言えない。

 「しまちゃんの情報モラルサイト」を利用し、自分たちの知っている今の知識に間違いがないか、もう一度確かめるために「インターネットの使い方」のチェックと「メールの使い方」のチェックを各自で行った。基本的な問題ばかりではあるが、100点を取った子に話を聞くと、「絶対に大丈夫。とか、決してない。とかいう言葉が出てきた時は怪しい。」と答えていた。インターネットやメールの使い方に「絶対大丈夫ということはない。」ということを全員で確認しあった。
 次に「チェーンメール」について、中学校で実際に起こった実例を上げ、友達を誹謗中傷する内容のメールを写真付きで多くの友だちに送信した結果、被害者の子は家から外に出られなくなり、大きな問題になった事を話した。「ネット上に載った情報は、消すことができない」という事を頭に置き、思いやりをもってメールのやり取りをすることが大切だと話した。

 「私は、今日「情報」の怖さを学びました。情報はすべて正しいものではないということ、何も考えずにクリックをすると、自分の個人情報が世界中に知られてしまう可能性があることなど、インターネットやメールの怖さを知り、気をつけなくてはいけないと思いました。私は、携帯電話をまだ持っていませんが、パソコンを毎日使っています。今まで遊んでいたゲームも、もしも違法なサイトでお金を取られていたらと思うと怖くなりました。これからはまず開いていいサイトかをよく確認して、無料ゲームのサイトはしっかりと確認して利用したいです。」