【津島・東小】携帯電話・パソコンを正しく使おう。
- 公開日
- 2011/07/27
- 更新日
- 2011/07/27
愛知1200校の取り組み
家庭でインターネットの利用ができたり、携帯電話を使用したりする児童はめずらしくなくなっている。また、ゲーム機などを通じて情報のやりとりをしている子もある。これらの使用頻度が高まると考えられる高学年を前に、4年生に重点を置き、正しい使い方について学習を進めることにした。
1 DVD「携帯・パソコンその使い方でだいじょうぶ?」を活用した授業(6月)
(1) 便利で利用価値の高い機器ではあるが、危険性も秘めていることに気づく。
・掲示板における「名無し」の書き込みは、人を傷つけることがある。
・メールアドレスなどの個人情報が知らない人に伝わってしまうこともある。
・写真などがネット上に流出してしまうと、回収は難しい。
・安易に会員登録をすると、架空請求されることがある。 など。
(2) 正しく使うための注意事項を知る。
・家庭で、使用のルールを決める。
・フィルタリングやパスワード・暗証番号などを利用する。
・自分や友達の個人情報をむやみに人に教えない。
・架空請求には応じない。
・一人で悩まず、家族や学校、警察などに相談する。
(児童の感想より)
・ぼくはゲームが好きなので「無料ゲームサイト」で遊びたいと思っていたけれど、 ちょっとこわくなりました。学習したことを覚えておいて、やり方に気をつけます。
・やってはいけないこともたくさんあると分かりました。私も携帯やパソコンを使う ようになったら、気をつけようと思います。もし、困ったら家族に相談します。
2 授業後、学年通信を通して、パソコンや携帯電話の使い方についてルール作りを呼びかけた。(7月)
3 外部講師を招いて「ケータイ安全教室」を開いた。(7月)
以上のような取り組みによって児童は、問題を身近に感じることができた。様々な問題を知ることによって、家庭でのルール作りやフィルタリングの必要性を認識することもでき、児童の意識も高まってきている。今後も、便利な道具の正しく安全な利用の仕方について、継続的な指導を続けていきたい。