【知立・猿渡小】情報安全(チェーンメール)
- 公開日
- 2011/07/27
- 更新日
- 2011/07/27
愛知1200校の取り組み
小学校では、高学年になるに連れて、携帯電話の所持率が上がる。また、実際に持っていなくても保護者所有の携帯電話のメール機能を自身の携帯電話のように使い、友人などと連絡を取り合っている児童もおり、これらの扱い方について学習をすることは必要かつ有効であると考えた。
「事例で学ぶ Netモラル」のショート教材である「気をつけて!それもショートメール!」を利用して、チェーンメールについての学習と情報化社会への参加する態度の育成を目指した。
不幸のメールのような受信者を不安にさせるもののみが多くの人に迷惑をかけてしまうものであるという認識を持っている児童が見られた。しかし、映像資料で人の善意に訴えかけるような、一見するとよい内容に思えるメールであってもネットワークや関係機関に迷惑をかけてしまうかもしれない事実を知ることができた。その事実に対して、驚きを覚えるとともに、チェーンメールに対する正しい理解をもつことができた様子がワークシートからも読み取れることができた。
〈ワークシートより〉
・私は不幸なことはいけないとすぐわかったけど、いいことならいいと思ってしまっていたので、この勉強ができてよかったです。
・もしメールが届いたら、家族や先生に相談して、自分も止めたいです。
・チェーンメールのことは知っていましたが、自分が思っていたものよりもっと怖いということがわかりました。