【武豊・富貴中】ネット上での見知らぬ人との出会い
- 公開日
- 2011/08/08
- 更新日
- 2011/08/08
愛知1200校の取り組み
武豊町立富貴中学校では、町情報教育研究会が作成した指導案をもとに、2年生を対象として、「ネット上での見知らぬ人との出会い」というテーマで、出会い系サイトや見知らぬ人とのチャットの危険性について考える授業を行った。はじめに、出会い系サイト等について自分たちがもっているイメージを発表しあった。そこでは、「こわいイメージがある」、という意見が多くみられた。その後、実際に出会い系サイト起こっている被害について、パワーポイントのスライドに沿って確認した。そこでは、被害者の大多数が中高生であること、またそのほとんどが女性であること、また、利用の手段の大半が携帯電話であることを確認した。
子どもたちの感想として、「気軽に使用できる携帯電話でのアクセスが多いことを知り、自分たちの身近に危険が潜んでいるということを改めて知った」、「自分では危険が回避できないようなところには近寄らない、アクセスしないようにしたい」などの声が上がった。
携帯電話の所持率も高くなり、出会い系サイトやチャットだけでなく、携帯ゲームやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での事件、被害に巻き込まれる危険性が高くなってきている。このような新たな危険性への呼びかけを情報モラルの授業を通して行うことが今後の課題である。