【豊川・長沢小】著作権についての学習
- 公開日
- 2011/08/08
- 更新日
- 2011/08/08
愛知1200校の取り組み
図工で絵をかいたり、工作をしたりするとき、子どもたちは、友だちの作品を見て、構図や色使いをまねしたり、同じようなキャラクターを書いたりすることがよくあります。マスコミのニュースを見ても、アジアの国の中ではニセモノブランド品や盗作・コピー商品が普通に出回り、大きな社会問題となっています。
そこで、子どもたちに、著作権について考えて欲しいと思い、アニメビデオを視聴させることにしました。ビデオのタイトルは、「Dr.スランプ んちゃ!アラレのおしおき! アイディア泥棒をやっつけちゃえ!」(特許庁制作)というものです。
「アラレちゃんが発明して特許申請した『がっちゃんアイス』の製法を、悪者がぬすみ、同じようなアイスを作って、安く大量に販売しました。でも、悪者はきちんと温度管理もしないで、いいかげんな作り方でアイスを作ったので、食べた人はみんな病気になってしまいました。ところが病気を治す薬を作るためのお金がありません。こまっていたら、アラレちゃんの特許使用料が入り、それを使って、無事に薬を作ることができました。そして、みんなの病気も無事治りました。めでたし、めでたし…」というような内容でした。
子どもたちが大好きな、アラレちゃんの活躍を通して、自分たちが考えたどんな作品にも著作権があり、それを簡単にまねをすることは、いけないことなんだということを、学習しました。
<子どもたちの感想より>
・ぼくは、図工の絵をかくときに、友だちと相談することがよくあります。そうすると、ぼくも友だちも、同じような絵になってしまったことがありました。
・友だちのアイディアを参考にするのはいいと思うけど、だまってやってはいけないと思う。
・物だけじゃなくて、アイディアもどろぼうされることがあるって、わかりました。