【美浜町・河和中】 情報モラルに対する取組・学年だよりの活用
- 公開日
- 2011/09/01
- 更新日
- 2011/09/01
愛知1200校の取り組み
本校では、毎年2月に行われる「入学説明会」において、保護者を対象に「家庭教育講演会」を行っています。昨年度・一昨年度は「近年のサイバー犯罪の傾向と対策」について、愛知県警サイバー犯罪対策室の方に講師をお願いし、その危険性と対応の仕方について講演をしていただきました。
また、生徒向けには毎年2年生を対象として、「情報モラル教室」を行っています。5月13日(金)に実施した今年度の情報モラル教室においては、生徒より「いつでも犯罪と隣り合わせだということを知っておかないといけない」などの感想が得られ、情報を活用する際の心構えをしっかりしていこうという気持ちを高めることができました。
情報モラル意識の徹底のためには、保護者への啓発が最も大切であるという観点から、本年度より、各学年が毎月出している学年だよりに、全学年統一して情報モラルに関するトピックを掲載する取り組みを行っています。6月以降に4回の掲載を行ってきました。全学年が掲載することで、学校中すべての保護者へ、その時々の最新の情報モラルへの取り組みが啓発できます。それとともに、全学年が統一して取り組んでいることから、学校が真剣になってこのことに意識を払っているということがお伝えできると考えています。
<掲載記事>
(6月号)
東日本大震災後から、さまざまなチェーンメールが流されているという記事が、4月7日付けの中日新聞にありました。通信ネットワークの負荷の増大を招くなどの理由から、チェーンメールは内容問わず転送すべきではありません。それがチェーンメールであるか判断がつかない場合は、迷惑メール相談センターのウェブページで確認できます。
(http://www.dekyo.or.jp/soudan/)
(7月号)
不特定多数に向けて一括送信される電子メールをスパムといいます。受信側の承諾なしに、広告や勧誘といった営利目的や無意味な情報を配信しているものがほとんどで、架空請求詐欺につながるなど危険なものもありますので、このようなメールは絶対に開かないようにして下さい。
(夏休み号)
掲示板(BBS)はネットワーク環境で、記事を閲覧・書き込みできるようにした仕組みです。情報交換や会話・議論を行うことができるなど便利な半面、誹謗中傷が殺到したり(炎上)、意図せずに個人情報を掲載されたりするなど大きなマイナス面もありますので、書き込みをする際には社会上の責任を負うことを十分理解して利用することが必須です。
(9月号)
Twitter(ツイッター)などのミニブログは、投稿が比較的短い文章であるため、更新が容易で即時性も高く、気軽に利用される一方、気軽さゆえのマナー違反や危険性に対する意識が低くなる傾向があるようです。どんな場合であってもインターネット上にデータを載せる(書き込みをする)時には慎重さが絶対に必要となることを理解して利用することが大切です。