【刈谷・富士松中】「チェーンメールについて考えてみよう」の授業を通じて
- 公開日
- 2011/09/30
- 更新日
- 2011/09/30
愛知1200校の取り組み
第1学年で授業を行い、それにあたって学級の生徒に携帯電話のアンケートを行った。その結果、携帯電話を持っている生徒は6割を超え、多くの生徒が持っていることを知ることができた。また、持っていない生徒も今後持ちたいという考えをもっていた。
今回の授業は、携帯電話を持つ中であげられる問題の一つである「チェーンメール」をとりあげ、チェーンメールとはどういうものかを知らせた。『事例で学ぶNetモラル』でチェーンメールについての映像を見せ、そしてチェーンメールが送られてきたら、人はどんな行動をとるのかいろいろなパターンを考えさせた。それらの行動が良いのか、良くないのかを生徒に判断させ、問題点やどのように対処すべきかについて話し合いを行った。「削除する」は良い、「友達に教える」のは良くないと意見がはっきりするものもあったが、「友達に相談する」という行動は、意見が別れた。わからないから相談することは良いという意見もあれば、その友達から回り始めたら大変なことになるという意見も出た。様々な意見を出すなかで、どのような状況になるのかを考えることで、いろいろなところに迷惑がかかるということを理解できたようであった。
授業後の生徒の感想では、「チェーンメールが来たら、広めない・削除するこの2つが大切なことだとわかりました。」や「送ると誰かの迷惑になってしまったり嫌な気分になってしまうから気をつけたい」など、今後チェーンメールの危険性や回って来たときの対処法などを理解させることができた。