i-モラル日記

【岡崎・南中】「情報に関する技術」の指導

公開日
2011/10/12
更新日
2011/10/12

愛知1200校の取り組み

 技術・家庭科(技術分野)の「情報に関する技術」の指導内容に「情報モラルとコンピュータの利用」という単元がある。本校では、3年生の隔週でパソコンを利用した授業を行っており、教科書に即してパスワードの大切さやプライバシーの保護に関して指導を行ってきた。
 生徒がいちばん関心を持って取り組んだ事例としては、自分の氏名をインターネットの検索エンジンで検索したときである。過去にコンクールで受賞経験があったり、クラブチームに所属して大会等に出場した経験があったりすると、どのクラスも10名程度の生徒がヒットした。自分の知らないところ(承諾しているのかもしれないが…)で情報が公にされていることに驚くとともに、同姓同名の人物が数多くヒットすることも生徒には意外性を持って受け止められた。
 この授業を通して、自分の個人情報だけでなく、友人の個人情報を勝手にブログ等に掲載することの危険性も教えることができた。メールやブログは情報発信の有効な手段であることは否定できないが、不特定多数の人間に情報が漏れてしまう危険性があることは、今後も折にふれて授業で取り上げていきたいと考えている。