【豊田・高岡中】「失ったものは取り戻せない」
- 公開日
- 2011/10/17
- 更新日
- 2011/10/17
愛知1200校の取り組み
10月7日(金)の前期最終日に中学3年生を対象にNTTドコモのインストラクター(2名)を招いて、「ケータイ安全教室」を学年集会の形式で実施した。
チェーンメールやゲームサイトからの架空請求といった身近なものから、大人も気を付けなくていけないようなブログや日記公開による個人特定の問題に至るまで、どれも、フィクションドラマの動画を交えて分かりやすく説明していただいた。
これらの事例で共通して言えることは、以下の点である。
・失ったもの(友達・時間・お金・自分自身など)は取り戻せないこと
・「無料」や「人の弱みに付け込む言葉」「優しい言葉」ほど怖いこと
・顔が見えない世界だからこそ起きる「なりすまし」に気をつけること
・犯罪の手口は日々進化しており、新しい手口を知っておかなくてはいけないこと
・ネット犯罪に対する法律も新しくなっており、最新の情報を入手しておくこと
生徒も「自分がやっている携帯ゲームのサイトは無料だからと思っていたけど、そこに落とし穴があることが分かった」「メールの返信が大変だったけど、メールは送り手が自分のペースで勝手に送るものなのだから、5分以内に返信するような必要がないことが分かりほっとした」といった、自分の行動を振り返る感想が相次いだ。それだけ携帯が身近で便利であるが故に危険も大きいことが分かったようである。
この教室の内容を「学校便り」や「学年だより」「ホームページ」でも紹介し、最も大切である家庭での協力を依頼した。