【稲沢・平和中】「携帯電話トラブル防止教室」・「ネットマナーについて考える道徳の時間」
- 公開日
- 2011/11/01
- 更新日
- 2011/11/01
愛知1200校の取り組み
本校では、道徳の時間をはじめ、学校の教育活動全体で「情報モラル教育」に取り組んでいます。今年度の主な取り組みとして、夏休み前に行った「携帯電話トラブル防止教室」と「ネットマナーについて考える道徳の時間」の実践を紹介します。
(実践1)「携帯電話トラブル防止教室」(全学年)
7月4日、平和中学校体育館にて全学年対象に「携帯電話トラブル防止教室」を開催しました。講師として、稲沢緑ライオンズクラブの方々に参加していただきました。
今回の教室では、全校生徒383名と教師約30名が聴講しました。
いろいろと危険な誘惑が取り巻く夏休みを前に、生徒たちを啓発し、危険から守ろうという目的で、学校と地域が協力して開催することができました。
(実践2)「ネットマナーについて考える道徳の時間」(1年生)
読み物資料「秘密にしたかったのに(メール)」(平成22年度岩手県教育研究発表会作成)を使って、ネットマナーについて考えました。
この読み物資料は、自分が送ったメールを無断で他の友達に転送されていたことを知った主人公が、その友達を一方的に責めてしまうが、母に「あなたにもよくないところがあった」と指摘されて、自分とその友達の間にはメールに対する認識の違いがあったことに気づき反省するという内容です。
授業では、生徒たちに、場面ごとの主人公の心情を想像させ、話し合わせました。また、最後の場面では、友達との関係修復のために主人公が打ったメールの内容を、生徒一人一人に考えさせました。授業後の生徒の感想には、「メールの怖さがわかった。」「相手の気持ちを考えて気をつけて利用したい。」「正しく伝わらないといけないから、場合や内容によっては、直接話した方がいいと思う。」などがありました。この授業を通して、生徒たちは、メールやネット上のトラブルを疑似体験することができ、望ましいネットの使い方について考えることができました。ネットマナーの向上につながりました。