i-モラル日記

【南知多・師崎小】4年生と6年生での授業

公開日
2011/11/01
更新日
2011/11/01

愛知1200校の取り組み

 本校では、情報教育アドバイザー本田幸男先生の支援のもと、4年生と6年生で「情報モラル」についての授業を行いました。
 4年生では、インターネット上での「匿名」の怖さを学びました。警視庁のサイト「サーバー・キッズ」で、インターネット犯罪の再現動画を見たり、ジャストスマイルの「チャット機能」を用いて、実際に匿名でメッセージをやりとりしたりしました。この活動を通し、インターネット上では自分を偽り別人のふりをすることができることや、詐欺に遭わないために気をつけることなどを学びました。
 授業を終えた児童は、「別の人のふりをするなんて怖い。」、「お金を取られることがないようにしたい。」などの感想を持ちました。
 また、6年生ではメールをやりとりする際のマナーや気をつけることを学びました。ジャストスマイルの「メール機能」を用いて、実際に教室内でメールをやりとりする活動を行ったり、迷惑メールの対処の仕方を学んだりしました。
 授業を終えた児童は、「メールは絶対届くわけじゃないことを初めて知った。」、「迷惑メールは開けない方がいいと思った。」などの感想を持ちました。
 今後も、子どもたちの実態をつかみながら、児童に合わせた情報モラルの指導を繰り返し行っていきます。

 本校では、携帯電話を持っている児童は少ないです。このような地域であることから、携帯電話のモラルについては、児童よりまず家庭への働きかけが大切です。そこで、「学校だより」(9月1日号)に、携帯電話がらみの3つの事件を具体的に掲載して、家庭に啓発しました。
 ★クラスメートから悪口のメールを受け取り、不登校になったA君。
 ★チェーンメールを安易に送信してしまい、友達と不仲になったBさん。
 ★ネット掲示板で知り合った男に会ったばかりに、4日間も連れ回されたCさん。
 この記事を見た児童の感想は、「友達どうしなのに、相手がいやな思いをすることを平気でするなんて、許せない。」「もしもチェーンメールが来たとき、だれに相談したらよいのか迷ってしまう。」「携帯電話は、使い方を間違えると、とても怖いものだ。」といった、危機意識を感じたものでした。
今後も、子どもたちの実態をつかみながら、繰り返し啓発していきたいです。


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