【知立・知立西小】「文字だけで思いを伝える難しさ」について(5年)
- 公開日
- 2011/11/09
- 更新日
- 2011/11/09
愛知1200校の取り組み
インターネットやケイタイでメールやチャットなどを行う際に、文字だけで思いを伝えると誤解を生じやすいということについて、授業を行いました。「事例で学ぶネットモラル」を使いました。
はじめに、映像クリップを視聴しました。友達同士でドッジボールの練習をするときの連絡の手段として、携帯メールを使う設定です。子どもたちにメールを使った経験を聞くと、30名中、14名でした。
主人公のじゅんが、あきらにドッジボールの練習を断るときに、「練習はいいよ。」という表現を使いました。子どもたちの多くは、この表現がどっちにもとれると気づきました。
視聴後、「文字だけで気持ちを伝えようとするとき、どんなことに気をつければいいか。」という題で話し合いを行いました。子どもたちから、「相手に誤解をされるような言葉づかいをしない。」「文字がいいか、悪いか、両方をかねる言葉をなくす。」「【行ける】とか【行けない】とかはっきりした言葉を使う。」「電話でしゃべるとやるのかやらないのかわかるけど、メールだとわからないときがあるから、もう一回見直した方がいい。」「送信する前に自分で読み直す。」「断ったときの理由がわかるようにする。」などの意見が出されました。
日頃、スピーチなどで出来事や気持ちを正確に伝える練習をしているので、子どもたちの発言から意識の高さが感じられました。子どもたちは、文字だけで伝えることの難しさに気づけたので、今後の生活に役立てられると思います。