【豊田・松平中】携帯電話のマナー&トラブルについて学ぼう
- 公開日
- 2011/11/24
- 更新日
- 2011/11/24
愛知1200校の取り組み
携帯電話での様々なやりとりは、子どもの人間関係や生活習慣に大きな影響を与えている。新しい学習指導要領では「情報モラル教育」が重視され、ネットの使い方に関する教育がこれまで以上に充実する見通しである。
本校でも携帯電話をもつ生徒は増加傾向にある。全校集会や授業を通して、携帯電話の使い方のマナーやトラブルの事例を学び、情報社会の安全性について深く考える機会を設けた。夏休み前に3年生は、「携帯安全教室」をおこない、保護者とともに学習した。最近流行しているモバゲーでのトラブルでは10代の犯人によるものが一番多いことや、絶対に犯人までたどりつくことができることなどを初めて知る生徒が多く、有意義な時間をもつことができた。
1年生の道徳の授業では、携帯電話の正しい使い方について取り組んだ。教材として、「事例で学ぶNetモラル」の映像を用いて、生徒の興味関心を高めた。登場人物のあつしとゆうたの携帯電話の使い方の違いについて考えることで、生徒自身の携帯電話の使い方(メール機能、Web閲覧機能、電話機能)について考える機会をつくった。授業を終えて、生徒の感想をみると、携帯電話を本当に必要なときに使って無駄なことをしないようにしたいなど、正しく使っていこうという気持ちが高まったことが伺えた。
インターネットの普及に伴い、見知らぬ人とのつながりの可能性が高くなった。それとともに、犯罪に巻き込まれる可能性も高くなった。高度な情報化が犯罪につながる以上、生徒が知らなかったではすまされない。ということは、教師が教えなかったではすまされない。教職員も情報モラルについての意識を高めていく必要がある。