i-モラル日記

【豊川・萩小】正しい情報の大切さについて考える

公開日
2011/11/25
更新日
2011/11/25

愛知1200校の取り組み

2年「みんなのためになるしごと」
4−(2)働くことのよさを感じて、みんなのために働く
 文部科学省から出された『小学校道徳読み物資料集』にある「みんなのニュースがかり」を使っての道徳の授業。
 この資料は、ニュースがかりとして学級のみんなの紹介を書いた主人公だったが、十分な確認をしていなかったために間違った内容を書いてしまい、みんなから責められてしまうという話である。間違った情報を書かれた周りの子への思いやみんなが怒った理由を考えさせた。「正しいことを書いていないから」「ちゃんともう一回調べていないから」とみんなが怒った理由を話し合うことで、主人公のニュースの何がいけなかったのかに気づくことができた。まちがっていないか気をつけて書き直した主人公は、今度はみんなから「みんなのニュースがかりだね」と言われる。子どもたちはそのときの気持ちを「ちゃんと調べて書いたらみんな喜んでくれたからうれしい気持ち」「これからもニュースをいっぱい調べて書こう」と語っていた。
 授業の終わりに、この話と同じような経験があるか子どもたちに尋ねた。するとある子が「友だちから聞いた話が、別の子に聞くと違っていた」という話をした。2年生の子どもたちの生活の中では、故意に間違った情報を伝えるということはないと思われるが、結果として道徳の資料と同じようなできごとが起こりうることが分かった。今回の実践を通して、2年生の子どもたちは正しい情報の大切さを感じることができた。

【豊川・萩小】資料1

【豊川・萩小】資料2

【豊川・萩小】資料3