【阿久比・阿久比中】掲示板の疑似体験をしよう
- 公開日
- 2011/12/14
- 更新日
- 2011/12/14
愛知1200校の取り組み
携帯電話やインターネットの普及に伴い、コミュニケーションの取り方が変化してきており、メールやSNSなどネットワークを利用したツールが日常的に使われるようになってきている。しかし、手軽にコミュニケーションがとれる半面、本名を名のらず、顔も見せずに連絡が取れてしまうことから、犯罪に巻き込まれるケースが多くなってきている。本校でも、ネットワークを利用したツールで友人同士のトラブルが起こっている。
そこで本校では、2年生を対象に「スタモバ」というフリーソフトを利用して掲示板の疑似体験をさせ、ネットワークを利用したコミュニケーションの特徴をつかみ、安全に利用する方法を考えさせ、トラブルを未然に防ぐ目的で授業を行った。
疑似体験後の生徒の感想には、「自分の名前が勝手に使われていた」、「だれがコメントをしているか分からない」、「匿名で発言をすると気持ちが楽になってしまう」と書かれていた。また、プロフがきっかけで事件に巻き込まれてしまった中学生を取り上げた新聞記事を紹介することで、相手の見えないコミュニケーションの危険性を感じ、危機感をもたせることができた。