【豊川・一宮西部小】インターネットに潜む危険を考える授業を行いました
- 公開日
- 2011/12/20
- 更新日
- 2011/12/20
愛知1200校の取り組み
6年生を対象に、インターネットに潜む危険性について、子どもたちの認識と実際の危険とのズレに視点をあてて授業をおこないました。
事前に子どもたちにアンケートをとったところ、インターネット(携帯電話でメールを利用している子も含む)を日常的に行っている子と、行っていない子の比率は4:6くらいでした。危険性に対する認識も、危険だと感じている子から分からない子までさまざまでした。
そこで次のような実例を挙げながらその対処法について考えていきました。
(1)写メを配布される。
友だちの写メをとり、その友だちを好きだという男子に送ったところ、本人の知らないうちに多くの男子にその写メが出回ってしまった。
(2)SNSや無料ゲームサイトで多額のお金を使ってしまった
SNSサイトで親に無断で自分のアバターの服を買ったり、ペットを買ったりしてしまった。また、無料ゲームサイトの武器を買うために、親の財布からお金を流用した。
(3)メールでのいじめ
携帯電話のメールに「死ね」「あんたなんか学校に来るな」等のメールを女子児童数人から送りつけられた。
(4)チャットで知り合った男に個人情報を与えてしまった。
チャットで他県在住の成人男性と知り合い、家の住所や携帯電話の番号、自分の写メ、家族構成など教えてしまった。
子どもたちは授業を通じて、インターネットの危険性についてあらためて認識したようでした。授業後に行ったアンケートにも「個人情報を出すのはやめたい」「知らない人とコミュニケーションは注意したい」といった感想がみられました。