【安城・安城中部小】「かべに悪口を書くとどうなるのか考えよう」
- 公開日
- 2011/12/28
- 更新日
- 2011/12/28
愛知1200校の取り組み
本校では第1学年を対象に、「知らない人に個人情報を教えない」というテーマで実践を行った。嘘の情報が広まるとみんなが迷惑することを知るために「やってみよう情報モラル教育」にある「かべにわる口をかくとどうなるか。」と「さるおくんと学ぼう。」を参考にした。
落書きをしたことがあるかという問いから、実際に落書きをしたことがある児童が半数以上をしめた。そこで、かべにくまお君の悪口を落書きするさるお君の紙芝居を、プロジェクターで映した。感想を聞くと、「ひどい。」「かわいそう。」という意見が出た。「どうすればよいのか。」と教師が聞くと、「くまお君に謝る。」と意見が出た。そこで何人かの児童が、「まだいるよ。」「落書きを見た人全員に謝らないと。」「くまお君のお父さんお母さんにもね。」などと、周りの人を意識した発言に変わっていった。どういうことかを問いただすと、「本人を知っている人も知らない人も、嘘を本当だと思っちゃうから謝らないといけないよ。」という意見が出た。落書きをすることが悪いと感じた児童は比較的多かったが、周りを意識できる児童は半分くらいだった。課題としては、情報の伝わり方を低学年にも分かりやすくさらに指導していく必要があると感じた。