【愛西・立田南部小福原分校】情報モラルについての取り組み
- 公開日
- 2012/01/10
- 更新日
- 2012/01/10
愛知1200校の取り組み
小さな学校ではあるが、各家庭には必ずと言ってもいいほどネットにつなぐことができる環境がある。また、学校でネットを使うようになってから、家庭でもネットを使う機会が増えてきた。また、高学年という学年から今後、携帯を利用する機会も増えてくる。そこで、ネットや携帯に潜む危険性について学ぶことにより、興味本位だけ利用するのではなく、自分の生活や学習に役立てるために安全に使う方法を理解させる学習が必要だと考える。
<教材名> 情報発信の危険性
<情報モラルの分類> 安全への配慮
<対象学年> 小学校・高学年
<授業の様子>
授業でネットを使って、調べ学習をする機会が増えてきた。学校で調べきれなくなったり、疑問に思ったことを家で調べたりするときに、家庭で使うこともしばしばあるようだ。また、保護者との連絡で、携帯電話がなくてはならないものになってきた。本校の子どもたちには携帯電話は、今は全く必要ではないものであるが、今後持たないということはありえない。そこで、携帯やネットにおける危険性を一つ一つ紹介していった。本当ではないうわさを流したらどうなるか、思いつきで見つけた通販で個人情報を教えたらどうなるか、他人の個人情報を勝ってに流すとどうなるかなどを紹介し、考えさせていった。
子どもたちは、「本当じゃないうわさで店がつぶれてしまったのを見て、うわさは、きちんと確かめないといけないと思った。」「通販で買おうとしたら、迷惑メールがきた。住所はむやみに書いてはいけないことがわかった。」「友だちの写真がおもしろいからといって送るのは、いけないことだと分かった。」「情報はすごく便利だけど、すごく怖いものだということが分かった。ルールをきちんと守って使いたい。」「携帯を持っていたら気をつけないといけないなと思った。こういうことがあったらだまされないようにしないといけないと思った。」等の感想をもった。
この授業を通して、ただ単にパソコンや携帯は便利なものというものから、便利だけれども危険が潜んでいるものということに気づくことができた。また、メールや情報の収集にもルールがあり、それをきちんと守る大切さを実感することができた。