i-モラル日記

【西尾・鶴城小】チェーンメールの取り扱い

公開日
2012/01/12
更新日
2012/01/12

愛知1200校の取り組み

 鶴城小学校では、授業中の調べ学習でインターネットを利用することが多い。また、多くの児童は、学校だけでなく家庭でもインターネットや携帯電話に触れる機会がある。その分、インターネットでのトラブルに巻き込まれる危険性が高いともいえる。そこで、道徳の時間を使って、チェーンメールを取りあげ、チェーンメールの取り扱いについての授業を行った。
 資料は、一見すると人助けをうたった内容のチェーンメールを送られた主人公が、葛藤の末友だちにメールを送信してしまうが、後日、送られた友だちが困惑したことや高いトラフィックを与えてしまう可能性があることを教師に諭される内容である。当初は、他の人のためになるまじめな内容だから、たくさんの人に送ってもしかたがないと考えていた子も、「たとえどんな内容でもチェーンメールはルール違反で、絶対にしてはいけない」という教師の言葉をうけて、ちょっとした不注意がたくさんの人に迷惑をかけてしまうかもしれないということに気づくことができた。
 最後に実際にパソコンを使って、メールの文章を考えて打つ活動を行った。道徳の授業からネットモラルの重要性を学んだ子どもたちは、ルールの意義をよく考えて文章をうつことができた。