i-モラル日記

【豊田・元城小】「ネチケット」

公開日
2012/01/23
更新日
2012/01/23

愛知1200校の取り組み

 本校では、各学年の発達段階に応じて情報モラル教育を行っている。最近は家庭において、携帯電話を所持している児童も多いので、特に力点をおいて指導するようにしている。今回は道徳の授業で行った実践を紹介したい。行ったのは5年生、「ネチケット」〜自分を守るために〜という教材を用いた。(みんなで考える道徳、日本標準)
 子どもたちは、教材を通し、インターネットの簡単な仕組みを知ると共に、その世界には学校の先生のようにまとめてくれる人はいないこと、自分自身で自分の身を守る必要があることに気づいた。そして、教材の中にある、「こんな時あなたならどうしますか?」というクイズに取り組み、望ましい行動について考え、その理由も併せて考えた。インターネットに対する児童の関心は高く、活発な意見交換が行われた。
 そして身を守るための4つの約束について確認をした。一つ目は「個人情報は教えないこと。」二つ目は「ユーザーIDやパスワードは教えないこと。」三つ目は「コンピューターウイルスに注意すること。」四つ目は「うその内容に注意すること。」である。そして、最後に、ハンゲーム、アメーバピグ等のネットゲームで実際に小学生が被害者、加害者になった事例を紹介し、自分達の身近な問題であることを知らせた。
 授業後のワークシートの感想からは、「インターネットが便利である反面、自分自身が気をつけないとトラブルに巻き込まれたり、また、他の人を傷つけてしまったりすることがわかった」などの記述が見られました。今後も定期的に、指導をしていきたい。
携帯用端末の発展とともに、子ども達の手のすぐ届くところに情報が氾濫してきている。そのような現実をしっかりと見つめ、その時々にあった支援の方法をこれからも考えていきたい。

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