【春日井・神屋小】個人情報を守るために
- 公開日
- 2012/01/25
- 更新日
- 2012/01/25
愛知1200校の取り組み
本校では、高学年を中心に情報モラルの授業を行っています。今回は4年1組で、「個人情報を守るには」をテーマに授業を実施しました。情報モラル教材「事例で学ぶNetモラル」を活用し、個人情報が漏れてしまった事例から、その原因や予防策などを話し合うことにしました。
授業では、はじめに映像を見て、個人情報について考えました。子どもたちにどんな個人情報があるか聞いたところ、「住所」「メールアドレス」「パスワード」「写真」「クレジットカード」など、いろいろな個人情報の例が出ました。次に、映像の事例から、なぜ個人情報を教えてしまったのかを話し合いました。
児童の中には電話で個人情報を聞かれた経験のある子が数名おり、ほかの児童も、本当にあることなんだと真剣に考えることができました。一方で「どうして個人情報を教えてはいけないの?」と素朴な疑問をもつ児童もいました。そこで、教師自身の体験談として「オレオレ詐欺」の電話を受けたことを話すと、子どもたちも怖さを実感したようです。いろいろな事例を知ることで、個人情報が漏れた場合の様々な問題を知り、自分やまわりの人の個人情報を守ることの大切さを意識することができました。
授業のまとめでは、今後の対策として、「警察や学校などが個人情報を聞くはずがない」「あやしい電話がかかってきたら大人の人に知らせる」などの意見が出ました。