i-モラル日記

【西尾・吉田小】情報モラル学習の取り組み

公開日
2012/01/30
更新日
2012/01/30

愛知1200校の取り組み

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 吉田小学校の4年生を対象に、携帯電話のメールによる友達とのトラブルが起こった例題をもとにクラスで話し合いを行いました。
 Y子はS子の悪口をメールで送ったが、「やはり書きすぎたかな。」と反省をしました。しかし次の日、全く別の友達から「S子とは友達にならないほうがいいよ。」と聞かされ、驚いたという内容です。教師の「あなたがY子さんなら、どうしましたか。」という発問に対しての子供達の意見は「メールで誰かに言うんじゃなくて、次の日学校でさゆりさんと話し合う。」「ごめんなさいとS子にあやまる。」「メールはだめ。次の日S子さんと話す。」など、きちんとS子と話し合うという意見が多く見られました。また、「あなたがY子の友達なら、どうしましたか。」という発問には、「そんなメールはまわさずに確かめる。」「そんなのいじめだよとY子に言う。」「本当かどうか分からないのにそんな噂はしない方がいい。」という意見でした。
 授業を終えての子供達の感想には、「メールでの悪口は言わない大人になりたいです。」「携帯は一人にメールを送ってもいろんな人に回るからとっても怖いなあと思いました。」「私はそんな人にはなりたくないし、そんな人にはならない。」と書かれていました。メールの使い方を誤ったときの怖さや、他人を中傷するようなメールが回ってきたらどうしたらよいのかを子供達はじっくり考えることができました。将来、子供たちが携帯電話を持つようになったときに、この授業のことが少しでも生かされ、正しい判断ができることを願います。