【蟹江・蟹江小】「けいたい電話をなくしたら・・・」
- 公開日
- 2012/02/06
- 更新日
- 2012/02/06
愛知1200校の取り組み
3年生は、習い事を始めるなどの理由から、自分の携帯電話を持つ子が少しずつ出てきています。また、子どもたちに聞いてみると、携帯電話を使ったことがないという子はおらず、電話やメール、写真、動画、インターネットなど、いずれかは使ったことがあるという実態がありました。しかし、「写真を撮るのが楽しい」「友達とメールを交換するのがおもしろい」といったように、おもちゃ感覚で触れている様子も見られました。
そこで、「ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/index.html)」のアニメーションを活用し、「携帯電話をなくしたらどうなるか」ということを考える中で、「携帯電話は個人情報が詰まっており、悪用されることもあるので、使い方に気をつけないといけない」ということを感じさせようと考え、授業を行いました。
子どもたちは、「携帯電話をなくすと電話ができない」「メールができない」「家族に叱られる」といったように、自分の生活に不都合になるという意見でしたが、「知らない人に電話を使われる」「知り合いに嫌がらせの電話やメールをされる」「なりすまされて携帯電話に登録してある知り合いや親戚が困ることになる」と、周りの人たちにも迷惑がかかるといったように、意見が深まっていきました。
そして、携帯電話の使い方について、なくさないよう管理をしっかりすることはもちろん、「必要のない情報は入れない」「むやみに写真やビデオなどを撮らない」「人に借さない」といった使い方についても学習することができました。今回の学習を生かして、実際に自分が携帯電話を使う際に、よりよい使い方ができるようになればと思います。