i-モラル日記

【みよし・緑丘小】みんなで学ぼう、携帯電話やインターネットの安全な使い方

公開日
2012/02/13
更新日
2012/02/13

愛知1200校の取り組み

 みよし市立緑丘小学校では、自由時間の多くなる夏休み前に5、6年生を対象に市の情報教育支援の先生を講師に招いて、携帯電話やインターネットの安全な利用方法を学んだ。
 事前のアンケートでは、多くの子どもたちが日常生活の様々な場所で利用していることが把握できたが、使用上大切なルールをあまり意識していないことも確認ができた。講師の先生と相談し、携帯電話やインターネットを利用することで起こる可能性のあるトラブルについてビデオを視聴して学んだ。授業後には、「こんなことが起こるんだ」「気をつけて使いたいな」といった感想が聞かれ、一定の効果があったように感じた。
 冬休みを前にして、SNSを利用した子ども間のトラブルが存在することが確認された。生徒指導上、教員間でも話題に挙がった。「芸能人もしているし、ネット上で会えるからうれしい。」「ブログもできるから面白い。」といった安易な感覚で参加しているように思えた。再度、講師を招き、5・6年生を対象に様々なSNSの良い点と危険な点の両方を包み隠さず子どもたちに教えた。子どもたちにも安全な使い方を考えさせた。
 今現在、学習のかいあって、大きなトラブルには発展しておらず、教師全員が今後も経過を継続して見ていく必要性を感じることができた。今後の課題として、以下の3点がある。1つ目は、上学年に限らず下学年からネチケットなどを続けて学んでいくこと。2つ目は、家庭との連携をさらに密にして携帯電話やインターネットの利用について子どもと話し合ってもらうこと。そして最後に、今回のように情報教育支援のアドバイザーと協力することである。
 今後も子どもたち、教師、そして家庭と地域のみんなが連携して取り組んでいきたい。