【愛西・永和小】情報モラル教育(携帯電話について)
- 公開日
- 2012/02/15
- 更新日
- 2012/02/15
愛知1200校の取り組み
5年生の総合的な学習の時間に、情報モラルについての学習をしました。情報モラル教材『春の家ケータイ物語』を活用しました。
事前調査の結果、授業を行った時には、携帯電話を持っている児童は36名中7名でした。その後、2名増え、9名になりました。今は持っていない者を対象に、「いずれ携帯電話を持ちたいか」という質問に対し、「持ちたい」と考えている児童は、1名を除いた全員でした。
情報ツールとしての携帯電話はとても便利なものです。しかし、その使い方やマナーを知らずに利用していると、ときには思いもよらないことになります。今後さらに携帯電話を持つ児童が増加するであろうと考え、携帯電話を安全・適切に使用することを願い、以下のように授業(7時間)を行いました。
・第1時 「忘れずに マナーもいっしょに ケータイしよう」
・第2時 「ケータイの ルールを家族で 話し合い」
・第3時 「ぼくたちの 個人情報 ねらわれる?」
・第4時 「情報を発信するのに 守ること」
・第5時 「情報は 信じる前に うらをとれ」
・第6時 「言葉には できない思いを 文字にして」
・第7時 「立ち向かえ! ひきょうな書き込み 深まるキズナ」
第3時は授業参観で行い、保護者の方にも考えて頂く機会になったのではないかと思います。
授業実践期間中に児童2名の携帯電話にチェーンメールが届きました。ある日の授業の感想に、「チェーンメールが来ました。何だか電話番号がのっていたけど、個人情報の勉強をやったので、電話をかけませんでした。また、チェーンメールで友達関係を悪くしたくなかったし、授業でやったので送りませんでした。お母さんに相談して、対処しました。」「チェーンメールがきたときに初めは内容がすごく怖かったけど、授業で勉強したので、お母さんに相談して、そのメールを消しました。」と、ありました。ルールやマナーを知っていたことで、友達にメールを送ることなく冷静に対応できたことが感想から分かりました。
今後も学年や実態に応じて、情報モラルを伝え、適切で安全な情報ツールの利用方法を児童に伝えていきたいと思います。
【愛西・永和小】資料1
【愛西・永和小】資料2
【愛西・永和小】資料3