【高浜・高取小】一歩踏みとどまって考えよう
- 公開日
- 2012/02/23
- 更新日
- 2012/02/23
愛知1200校の取り組み
高取小では6年生を対象に、NTTドコモの方を招いてケータイ安全教室を行った。個人で所有している児童は少数ではあるが、兄弟間などで身近に携帯電話に触れる機会があるという実態を踏まえ計画した。また、近い将来自らも所有することになったとき、被害者または加害者になる恐れがあるということを理解させたいと思った。
授業内容は、広がる携帯電話の機能、そして基本的なルールやマナーの確認から展開していった。その後、プロジェクターを使い、携帯電話が招くトラブルについて紹介した。順に写真を撮るときの注意、メール、インターネットへの書き込みについての注意、チェーンメールやなりすましメールについての注意などがあった。その後、実際に知らない人からメールが来たらどんな気持ちになるのか、ソフトバレーボールを使って劇化してその気持ちを考えさせた。メールをボールにたとえて、送る側と受け取る側、どちらもお互いの気持ちを考えながら送ることが大切だと考えさせた。
使い方によって携帯電話の料金請求が高額になってしまうという事実に、児童は驚いていた。便利ではあるが犯罪につながるきっかけにもなる携帯電話、授業前には「自分の携帯電話を持ちたい。」という声が多くあったが、授業後には「持ちたいけど、使い方はきちんとしたい。」と気持ちに一歩踏みとどまって考えようとする児童が増えた。