i-モラル日記

【岡崎・六名小】人のつくったものを大切にあつかおう

公開日
2012/02/23
更新日
2012/02/23

愛知1200校の取り組み

 3年生の子供たちに著作権の概念を理解させるために、教材「事例で学ぶNetモラル」の「クラスのマーク“ピーチくん”」を使って授業をした。
 導入で、自由帳にいろんな絵を描いている子を紹介した。すると、他の子も、アニメのキャラクターだけでなく、自分で考えたキャラクターも描いている子が多くいた。教材に結びつく意見が出たところで、アニメーションのビデオクリップを視聴した。
 友達の考えたキャラクターをクラスのマークの候補として、自分が考えたように提案してしまう主人公。話し合いでは、「だまって使ってはいけないよ」「自分が考えたのではないと言わないといけない」など、活発にいろんな意見が出た。キャラクターを考えた本人の知らない所で決まったクラスのマーク。本人の立場に立った気持ちを交流し、他人のつくったものについては、「黙って使われるといやな気持になる」という意見が多くあった。
 この教材には、まとめの映像クリップがあり、子供たちに著作権の基本的な知識を分かりやすく説明している。話し合いとまとめの映像クリップにより、3年生の子供たちでも著作権の概念について分かりやすく知ることができた。