【安城・安城北中】ネットショッピングの危険性について
- 公開日
- 2012/02/28
- 更新日
- 2012/02/28
愛知1200校の取り組み
3年生でネットショッピングの危険性についての授業を実践した。授業実践にあたっては、『事例で学ぶNetモラル』を参考にし、その中の「楽しいネットショッピング」を使用した。
最初にネットショッピングを利用したことがある生徒の数を聞くと、39人中5人であった。実際に購入したものを聞いてみると、「スポーツ用品を購入した」、「音楽をダウンロードした」などの回答があり、この年代にも、ネットショッピングが波及していることが伺えた。
実践では、まず付属のDVDで映像クリップを生徒に視聴させ、その後、話の流れをふり返りネットショッピングについて考えさせた。生徒は、登場人物のネットショッピングをやってみたい気持ちと、徐々に夢中になっていき、やがて親に相談もせずに勝手に買い物をしてしまう姿を追いながら、考えることができた。また、サイトによっては信用できない場合もあり、代金を振り込んだのに商品が届かない、クレジットカード番号などの重要な個人情報を盗まれることもある、ということに気づくことができた。
今回の学習を通して、生徒は「ネットショッピングは信用のおけるサイトで親と一緒にやろうと思った」、「お母さんは、ネットショッピングをよく利用しているので、自分も大人になったらやってみたい」、というようにネットショッピングの利便性に興味を示した生徒もいれば、「フィッシング詐欺をいう言葉を初めて聞いたが、仕組みがよくわからないだけに怖いと思った」「ネットショッピングの良いところや悪いところがよくわかった」というように危険性があることも理解できた。