【豊橋・牛川小】個人情報の漏えい防止について学習しました
- 公開日
- 2012/02/29
- 更新日
- 2012/02/29
愛知1200校の取り組み
6年生でネットモラルについての学習を行う前に、児童のネット環境について下調べを行った。その結果、学級29名中、家で自由にインターネットができる(16名)、自分のブログを持っている(4名)、自分の携帯電話を持っている(4名)、無料ゲームサイトで遊ぶ(0名)ということが分かった。多くの児童はまだ、ネット社会の入り口付近に立っているようである。そこで、ネット社会で最も基本的でかつ身につけておかなければならない「個人情報の漏えい防止」について学習し、被害防止を図ることにした。
豊橋市の児童用コンピュータにはネットモラルの教材がある。学習には、その中の「個人情報を奪うWebサイトを見抜く」というフラッシュ教材を使った。教材は、無料で景品をくれるというWebページのあて先に、自分の個人情報を入力するものである。児童は動画のアニメを食い入るように見ていた。視聴後、感想の交流をした。「ただで、欲しいものがもらえるなら、プレゼントが届くように自分の住所を教えちゃうかもしれない。」「もしプレステくれるなんていったら、絶対だまされる。」などの意見が出た。そこで、こういうWebサイトはどういう会社がやっているか調べたり、自分のことを書く前に、家の人や大人に相談したりすることが大切だということを教えた。また、プレゼントのサイトだけでなく、他にも姓名判断や占いのサイトでも個人情報を書き込んでしまうことがあることを教えた。