i-モラル日記

【豊橋・中野小】他人が写った写真のデータを使うときに気をつけること

公開日
2012/02/29
更新日
2012/02/29

愛知1200校の取り組み

 3年生の児童は、国語や総合的な学習の時間でローマ字入力を練習して、コンピュータで文章を入力することができるようになりました。社会の学習でも、インターネットの写真が掲載してあるホームページを使った調べ学習を行いました。そのような学習をした後、「3年生の思い出」を絵日記にして、ワープロソフトで入力する授業を行いました。そのときは、家から持ってきた写真を絵の部分に使ってよいことを児童に伝えました。
 児童が、絵日記の写真の作業に入る前に、ネットモラル教材「一枚の写真」を活用した「写真と肖像権」の授業を行いました。ネットモラルのアニメを視聴した後、選んだ本人は「一番心に残っている」「かっこよい」と思っても、本人以外は「なんでこの写真を選んだの」「ひどい」と感じることがあることについて話し合うことができました。そして、自分がよいと思って選んだ写真でも、写っている人に必ず許可をとる必要があることを学びました。
 今後、子どもたちは、ますます簡単に写真を撮ることができる時代がやってきます。だからこそ、写真の取扱いを慎重にしなければいけないことを学ぶ必要があります。そして、継続的にこれ以外のいろいろな情報モラル学習を行い、子どもにモラルの意識を育てていきたいと思います。