【豊川・御津中】「携帯電話教室」
- 公開日
- 2012/02/29
- 更新日
- 2012/02/29
愛知1200校の取り組み
御津中学校の生徒の携帯電話所持率は高くありません。しかし、携帯電話所持者のプロフ参加率は高く、メールや掲示板に関わるトラブルも発生しています。
その原因を調べてみると、メールや掲示板での言葉足らずの表現で誤解を生んでいることがトラブルの発端となっていることがほとんどでした。また、実際に生徒が公開しているプロフを見ると、第三者でも生徒個人が特定されそうな個人情報を表記している生徒が複数いました。
本校では、年に1度、携帯電話に関わるモラルや危険性を学習する「携帯電話教室」を毎年実施しています。しかし、生徒の実態を見ると、携帯電話に関わる危険性は生徒の身近な問題としては捉えられていないのではないかと考えられます。そこで、本年度は、市販ソフトの「SKYMENU Pro 仮想携帯機能」(以下「仮想携帯」)を活用し、身近な問題として捉えさせることを目指しました。
授業では、「仮想携帯」で、生徒一人一人にプロフを作成させ、生徒が作ったプロフを基に、実際に発生しうる危険性を考える授業を行いました。この授業を行った後の調査では、プロフをやめた生徒が多くいたことや、プロフから個人情報を消すなどの行動が見られ、生徒の身近な問題であることの意識付けができたと思われます。