【春日井・小野小】「安全と健康への配慮」の授業から
- 公開日
- 2012/03/05
- 更新日
- 2012/03/05
愛知1200校の取り組み
4年生のあるクラスでは、家にゲーム機がある児童がほとんどである。そして、その多くが下校後友達の家や公園に集まって、ゲームに夢中になった経験をしている。また、家庭のコンピュータを使って、インターネット上でゲームを展開させたことがある子も数名いたことから、ゲームをする時間や場所などの約束を決め、健康に配慮する必要性を学習することにした。
クラスの子がゲーム感覚で内容が深められる教材「安全と健康への配慮」(Netモラル・広教) を使い、指導を行った。この教材では、4つのキーシーンが提示されているので、それぞれの場面で問題提起をし、どんなことに気をつければよいかを確認していった。6班で4つのキーシーンごとに話し合い、自分たちが問題解決に向けてゲーム機の扱いに判断をさせた。また、他の班の意見にも耳を傾けさせた。「ゲームをするときの約束を決め、その約束を守る。家庭学習がおろそかにならないように行う。」「食事や家庭学習の時間を決め、睡眠を十分にとって規則的な生活を送れるようにする。」ということを各児童に自分のこととして考えさせることができた。
授業の最後に、学習をふりかえって、ゲームをするときに気をつけなければならないことをチェックシートに記入させて、学習内容の確認をしたところ、ゲーム機の扱いについての知識が深まり、その正しい使い方が理解できるようになったことが確認された。今後も、情報モラルについて継続した授業実践を計画していきたい。