i-モラル日記

【岩倉・曽野小】メディアリテラシー

公開日
2012/03/07
更新日
2012/03/07

愛知1200校の取り組み

 岩倉市立曽野小学校では、5年生を対象に社会科「情報化した社会と私たちの生活」の一環として、情報化社会の中で生きていくために必要な力「メディアリテラシー」について考える授業を行いました。
 単元を学習する前に児童にアンケート調査を行った結果、家庭でインターネットを利用していると答えた児童は全体の85%を超えました。詳しく聞いてみると、インターネットを利用して何かを調べたことのある児童は60%、インターネットを通してオンラインゲームをしたことがあると答えた児童は40%を超えました。携帯電話や携帯ゲーム機の普及によって、児童にとってもインターネットは馴染みのものとなっているように思われました。
 そこで、これからの情報社会を生き抜くためにはどんな能力が必要かについて、児童自らが考える授業を行いました。話し合いの結果、児童から、「様々な情報を集める力」、「本や新聞からも情報を得る力」、「情報が正しいのか確かめて判断する力」、「正しい情報を伝える力」、「マナーを守ってインターネットを活用する力」という5つが出されました。そして、話し合いの後、実際にインターネットを通して、「原発事故」について調べ学習を行い、発表会を行いました。あふれる情報の中から取捨選択する力と、責任をもって発信する力の大切さを学びました。