【豊山・新栄小】情報発信の怖さと責任について学習しました
- 公開日
- 2012/03/14
- 更新日
- 2012/03/14
愛知1200校の取り組み
本校では、道徳の時間に、情報モラルについて学習しています。今年度も5年生では「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを使い、情報モラルについての学習を行いました。携帯電話やコンピュータのインターネットを使った犯罪が増加の一途をたどっていますが、その対策として、子どもたちには被害者にならないための様々な注意を、学校や家庭でしてきました。ところが最近では、子どもが加害者側になってしまう事件が増えてきているようです。それはブログに自分自身の情報を流してしまったり、許可なく他人の情報をのせてしまったり、著作権に触れるようなものをのせてしてしまったりして、トラブルを引き起こしてしまう事例が増えているからだそうです。そこで、情報発信の責任について考えさせ、気付かせるためにこの授業を行っています。
ドラマ中の主人公がとった行動についての是非や、その時の主人公の気持ちについて考えさせ、さらにこの主人公がとった行動によってこの先、引き起こされるかもしれない騒動について考えさせました。授業を受けた感想を児童に聞くと、「主人公は悪意もなく、軽い気持ちでブログに情報をのせたのに、結果として、大変なことになったかもしれないと思うと怖い」とか、「情報を発信するときは、しっかり考えないといけないと感じた」といった内容が多くありました。情報発信について、責任をもって行う必要があることを学んでくれたと思います。