i-モラル日記

【蒲郡・形原北小】インターネットで知り合った人

公開日
2012/03/14
更新日
2012/03/14

愛知1200校の取り組み

 本校6年生の学校の中での会話を聞いていると、しきりに「アメーバピグ」と言う言葉が聞こえてきました。調べてみると、アメーバピグとは、自分にそっくりなアバター(ピグ)をつくり、代々木公園・渋谷・浅草などを模した広場(オープンチャットルーム)などでチャットを行うのがメインのWeb上のサービスでした。子どもたちは、「6年生はみんなやっているよ」と話すので、ネットの利用について6年生82名を対象にアンケートを取りました。アンケート結果は以下の通りです。
 「家庭でパソコンを自由に使える」・・・・・・・・・64%
 「アメーバピグを利用したことがある」・・・・・・・58%
 「ネット上で知らない人と会話したことがある」・・・59%
 アンケート結果から、家庭でパソコンを使える子のほとんどが、アメーバピグを利用しており、チャットで知らない人と話していることが分かりました。この結果を受け、早急にネットの利用法について考えることが必要だと感じ、ネット上で顔の知らない人とチャットで話をすることの危険性をテーマにした授業を6年生対象に行いました。
 授業では、「情報モラル教育推進の手引」の中の「インターネットで知り合った人」のビデオ教材を活用し,チャットの危険性について考えさせました。授業後の児童の感想には、「知らない人には絶対個人情報を教えないようにしたい」「怪しいと思う質問をされたら答えない」「困ったら一人で悩まずに家族や先生に相談する」といったものがあり、ネットを利用することに対して、危機意識が高まったようです。今後、6年生以外の学年でも、発達段階・児童の実態にあった情報モラルの指導を続けていきたいです。