会長あいさつ
愛日公立小中学校事務職員研究会 会長 北名古屋市立白木小学校 村瀬 裕宣
令和7年度愛日公立小中学校事務職員研究会の会長を務めることになりました、北名古屋市立白木小学校の村瀬裕宣です。歴史ある愛日事務研の会長という重責を全うできるよう、大変微力ではありますが精一杯務めさせていただく所存であります。どうぞよろしくお願いいたします。日頃からの愛日事務研の活動に対する、会員の皆様のご理解・ご協力のおかげをもちまして、書面開催ではありましたが、令和7年度定期総会もすべての議案についてご承認いただくことができました。この場をお借りいたしましてお礼申し上げます。
昭和43年5月、愛日事務研は会員61名(愛日管内88校)で発足し、以来本会規約第3条において「会員相互の連携をもとに学校事務の研究を推進し、会員の資質の向上及び学校教育の発展に寄与することを目的とする」を掲げ、様々な活動を積み重ねてまいりました。現在では会員230名を超える大所帯となっております。令和7年度も昨年度に引き続き、「子どもたちの成長を支援する学校事務の実践」をメインテーマとし、愛日地区内のすべての子どもたちが、生き生きと学校生活を送ることができ、充実した教育が受けられるための学校づくりに貢献することを目指し活動を進めてまいります。「令和の日本型学校教育」を担う教職員の一員として、私たち事務職員に求められるスキルは、従前とは比べ物にならないほど高いものとなっています。それに対応すべく、愛日事務研は令和7年度より新たな研修体系を策定し、校務運営参画を担う能力とそのモチベーションを持つ事務職員の育成に努めてまいります。令和6年度までの研修体系をベースにしつつ、特に現在会員の3分の1を占めるミドルリーダー層を対象とした研修を再構築することで、組織力の向上に貢献し、様々なニーズにも柔軟に対応し行動できるスキルの習得を支援していきます。また、新たに共同学校事務室を総括する室長向けの研修も企画をすすめております。あわせて、昨年度より開催方法を見直した、愛日小中学校長会、尾張教育事務所、愛日地方教育事務協議会との情報交換会や理事会等においても、各市町における人材育成や事務改善について取り上げ、活発な意見交換から課題を共有し、各市町・共同学校事務室へ課題解決の方策がフィードバックできるよう努めてまいります。
近年、学校事務業務の多様化・複雑化などにより、事務職員の多忙化が進んでおります。さらに、共同学校事務室での業務が定着化しつつある現在、研究会活動の在り方について取り上げられることがあります。愛日事務研としましては、関係各所とのつながりや協働を大切にしながら、会員の皆様と持続可能な研究会運営に努めてまいります。また、令和9年度県大会においての愛日支部発表に向けて、令和7年度より特別委員会を設置し研究活動を始動させていただきます。
引き続き、会員の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
愛日事務研ロゴマーク