四期生ゼミ(5月18日)安藤さんの発表記録(中澤)
- 公開日
- 2018/05/28
- 更新日
- 2018/05/28
学生の学び
こんにちは。四期生の中澤佑太です。今回は安藤優里さんの発表についてまとめていきたいと思います。本のタイトルは、『発問する技術』(著者 栗田正行)です。
テーマ1:クラスをまとめる発問
学級目標を、「みんなで仲良くすること」とした場合、どのような発問をして、子どもを誘導するか?この問いから発表が始まった。学生の意見として、友達が困っているときにどうしたらいい?どんなクラスが居心地がいい?仲が悪くなったらどうする?誰が友達の良いところを見つけられるかな?等が上がった。
その後、発問は、2W1H(何を、誰を、どのように)を意識して、命令や指示でなく、質問や提案の形になるように発問をするとよいとまとめられた。そうすることで子どもの視点に立つと、学級目標が強制的なものでなく、みんなで考えて挑戦していきたいものに変えることができる。ここから、発問には子ども達がつい考えてしまい、みんなと共有したくなるという気持ちを引き立たせる力があることを、今回の発表で学び得た。
テーマ2授業は、発問で始まり、発問で終わるもの
発問には、未来発問と達成発問とがある。未来発問とは、授業の始めに、授業のゴールイメージを子どもに考えてもらう発問である。なりたい自分を想像させることで、目標を持ち、学習意欲や集中力を引き出すことができる。達成発問とは、授業の終末に学んだことや身に付いたことについて振り替える発問である。授業の理解度を確認するだけでなく、できたことへの達成感を与えることができる。二つの発問を組み合わせることで、授業の中で子どもたちが、まるでゲームの主人公のように、自ら考え行動していくように心に訴えかけることができるのである。
安藤さんについて玉置先生は、はっきり話す口調がとても良いとおっしゃっていました。はっきり話すから、説明もくどくなく、伝えたいことが明白に聞き手に伝わると私は感じました。導入会話と発問との間に隙間ができると、よりはっきりと発問が伝わると私は考えています。
記録は以上である。(記録と聞くとつい固い文章になってしまいました。申し訳ありません。)(中澤)