「わかる・できる」「できた感」
- 公開日
- 2015/06/15
- 更新日
- 2015/06/15
学生の学び
6月13日(土)第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。講師の先生は大羽沢子先生と志水廣先生。
算数授業のユニバーサルデザインについてのお話を聞かせていただきました。授業のユニバーサルデザイン化とは「全員の子どもが楽しく『わかる・できる』ように工夫、配慮された授業」ということを学びました。「わかる・できる」という気持ちの大切さは算数が苦手だった私にとってとても共感できるものでした。
志水先生が模擬授業の中でわざととぼけたことを言って子どもたちに思わず「先生、違うよ〜」と言いたくなるようにさせるという場面が何度かありました。子どもたちが思わず「先生、こうだよ!」と言いたくなるのもそれまでの「わかる・できる」があってこそだと思いました。
そして、志水先生は「できた感が弱い」ということもおっしゃっていました。このことは私も経験があります。何となく分かったけれど、練習問題の中でちょっとでもひねられた問題を見ると「分からない…。嫌だな」と。「できた感」を子どもたちにしっかりと感じさせてから練習問題に入ることで子どもたちも前向きに取り組むことができるのだろうと思います。
子どもたちの「わかる・できる」が積み重なって「できた感」になるのかなと思いました。(渡部)