研究室日記

玉置ゼミ特設【神戸先生の模擬授業】

公開日
2015/10/17
更新日
2015/10/17

学生の学び

先日、「第1回授業深掘りセミナー」に参加させていただきました。そのセミナーの後に、神戸先生がゼミ生に対して特別授業をしてくださいました。

授業の前に落語を鑑賞しました。落語の題名は、"時そば"。初めて落語を聞いたので、スピードと勢いについていくのに精一杯で、よく理解はできませんでした(笑)

神戸先生はこの落語で数字に注目してほしいとおっしゃりました。「二八そばは十六文なのはなぜか」、それは2×8=16だからだそうです。また、奇数は縁起が良く、そのなかでも一番大きな数は9ということで、9の倍数(九九)で刻を表したそうです。この刻によって、ある人は損をし、ある人は得をしたということを理解しました。
何気なく聞き流していた数字にも意味があり、その数字について知ることはとても面白いと思いました。

授業では、"魔方陣"について授業をしていただけました。9つのマス目(3×3)に条件が成り立つように数字を当てはめて完成!普通はここで終わります。しかし、どこから数字を入れるとやりやすいのか、その数字はなぜその場所に入るのか、といった追求が必要だと分かりました。

落語も授業も何も気にしなければ、そのまま終わってしまうことでも、?をもって見ていくことで見方が変わり、深い学びになっていくことが分かりました。これから何か見たり、学んだりするときには、?をもっていきたいと思います。(末松)