9月27日小牧市立味岡小学校での学び(安田)
- 公開日
- 2024/10/16
- 更新日
- 2024/10/16
学生の学び
みなさんこんにちは、9期生の安田です。9月27日に小牧市立味岡小学校にお邪魔させていただきました。今回も前日に引き続き、色々なクラスの授業を参観させていただいた後、研究協議会に参加させていただきました。
前日の瀬部小訪問にて、玉置先生に特別支援学級の授業のポイントを教えていただいたので、私の中で新しい視点が増え、学びの多い1日となりました。
「授業では、子ども同士の関わりを持たせる」ことが大切だと玉置先生はいつも仰います。それは、特別支援学級であっても同じ。特別な支援が必要だからといって、個別に授業を行ってはいけないのです。教師はいつか離れる存在であるため、先を見越した優しさで指導を行わなくてはなりません。
この学校の特別支援学級では、まさに学び合いが行われようとしていました。お客さんが大勢入ることで子どもが緊張してしまう場面もありましたが、座席を移動したり、感情をカードで示したりと先生方の授業の工夫や意図を感じることができました。
また、国語の研究授業では、今までに見たことのない新しいスタイルでの授業で、衝撃を受けました。終始、しっとりとした空気感で進む授業は、どの子どもたちも「何を問われているのか」を一生懸命考え、自分の言葉で参加しようとする姿がありました。教室後方には、教材関連の本が並べてあり、先生は授業内だけではない環境づくりも行っているのだと驚きました。先生は、「教師はできるだけ話さず、子どもたちの言葉で学び合う」ことを大切にされているようで、授業に対する信念を強く感じました。
味岡小学校の校長先生をはじめとし、今回授業を見せてくださった先生方、玉置先生、本当に貴重なお時間をありがとうございました。味岡小学校は、今回で2回目の訪問となりましたが、前回よりもパワーアップして、教師の学ぶ姿勢を学校全体で応援する姿勢がすごく素敵だなと思いました。やっとスタート地点に立つことができた私ですが、これから味岡小学校の先生方のように常に学び、向上していけるよう頑張っていきます。(安田)