研究室日記

第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)での学び(久保、河上)

公開日
2024/12/02
更新日
2024/12/02

学生の学び

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の久保朋輝です!今回は第4回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。


 今回は植草学園大学名誉教授である教育界のレジェンド 野口芳宏先生から学ばさせていただきました。多くの学びがありましたが、その中でも印象に残った事を記事にします。


 それは、「書くことの重要性」です。日常の中で、「書くこと」を大切にする方法を学びました。その方法は発問に対して〇‪✕‬‪‪で問うという方法です。この方法を講演の中で実際に実践されていました。私は児童目線でやってみると、今頭の中で考えていることを文字にすることができるのに加え、自分の考えを具体的に書かなくても伝わる安心感があるように感じました。この方法は、できない子でも笑顔で終わらせることが出来るということを学びました。


 また、作文の大切さを学びました。書くことの楽しさを学んでもらうための方法として作文は大切であると学びました。指導は基礎基本に絞り、とにかく書いて、自信を持たせる。私も小学校2年生の頃の担任が作文を毎週宿題に出していました。多く書いていたことと花丸が多かったことから私はその時期から今まで作文が得意だと思っています。(笑)今は書くことがとても好きなので、その担任のおかげであると思っています。書くことを自信にさせることで、好きになっていく児童が増えるのではないかと考えました。


 夜には懇親会でサインをいただき、色々な話も伺えました。本屋さんに行くと必ず見る名前、まさにレジェンドとお話させていただき、本当に嬉しく思います。このような機会を与えてくださった玉置先生には感謝しかありません。改めて玉置ゼミに入れて良かったと思った一日でした。ありがとうございました。書くことの重要性を改めて感じ、もっと多くの記事を書いていきたいと思います。講演の最後に野口先生が仰っていた「までの努力よりからの努力」という言葉を忘れず、来年からの教員生活を充実させるために、学生のうちに自分を磨いていきたいと思います。(久保)



「崇高な使命の深い自覚」

 こんにちは!10期生の河上です。今回は10月14日に開催された第4回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていこうと思います。午前中は大学の講義があったので第3部これからの教師に伝えたいことの中で講演された「教育の成立条件」での学びを書いていこうと思います。


 教育に最も必要なのは「信」ということを学びました。信頼を裏切ると全てが壊れてしまいます。「100-1=0」これは経営の世界などで有名な法則です。ひとつのミスが全部の評価をダメにするというものです。ひとつの嘘で信用はゼロになります。不信感があると誰も話を聞いてくれません。教員は子どもや保護者に信じてもらうことが大切であり、信じてもらうにはまずは自分が相手を信じることが大切であると学びました。


 次に「敬」です。教員に必要なのは学力だけではなく、人間性です。「あの先生になりたい!」など尊敬されることが大切です。尊敬の反対は軽蔑であり、子どもが先生を軽蔑する時に教育は成立しません。人間性は意識次第で変えることができます。どのような先生が好きだったか自分の過去を振り返り、人間性を磨いていきたいです。


 最後に「慕」です。知に優れていても情がない人は慕われません。別れてもすぐに会いたくなる教師が慕われる教師と教えていただきました。私も子どもから慕われるような先生になりたいと強く思いました。


 「信じ信じられ敬し敬され慕い慕われる」ことが教育の成立条件ということを学びました。これはこの先教育の形が変わっても変わることはありません。どんな時もこの条件を忘れずに大切にしていきます!


 夜は懇親会に参加させていただき、直接お話しをする機会がありました。サインをいただいた際、タイトルにある言葉を書いていただきました。教員にしかないこの言葉。しっかり胸に刻みます!このような貴重な機会を用意してくださった玉置先生、貴重なお話をしていただいた野口先生、本当にありがとうございました!(河上)