研究室日記

2025年3月13日仕事日記

公開日
2025/03/14
更新日
2025/03/14

仕事日記

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 4月9日5限の「子ども理解活動」第1回事前指導のためのプレゼン作り開始。全体の流れを決めたところで、一旦終了。午後の会のためのプレゼン追加。


 11時30分ごろ家を出て地元駅から久しぶりに砂田橋駅へ。愛知教育大学附属名古屋中学校へ。今日は、愛知教育大学の飯島康之先生退官記念行事。僕は行事実行委員長(名前だけだけど)。


 かつてのコンピュータ室がオンライン配信が容易にできるように整備された部屋に変容していて驚く。2枚目の写真のように授業を4か所から録画して同時配信ができるのだ。凄い。青山先生や附属中数学科の皆さんと昼・夜の部の流れやお話していただく方などを相談。


 14時20分から15時10分まで、飯島先生提案授業。退官記念としてGCを活用した飛び込み授業をしたいと言われた飯島先生。36年間、GCを開発し授業提案をされてきた先生らしい。


 授業の概要をいただいた指導案から紹介。「三角形の内角の和の(四捨五入されている)測定値の和は180°にならないこともある。それを学級全体で探究していく。「この事実や結果をどう解釈するか」「次に何をすべきか。そのためにはどういう方法が適切か」「今回の結果で一定の解決に到達したと判断してよいか」「さらに深めるとしたら、何が手掛かりになりそうか」などを考える場面を豊富に用意し、「ICTを活用しながら、数学的探究を深めていく」ことそのものを学ぶことをねらいとしたい。


 さすが提案性が高い授業。このような展開の授業は見たことはない。このあとどうなるのだろうかと子どもと一緒に探究しながら、僕は授業検討会場面を探る。


 授業終了10分後に退官記念シンポジウム開始。僕は進行役。7名の登壇者に聞くことは二つ。「あなたは、飯島先生の思いを授業のどの部分で感じたか?」「GC被害者(飯島先生からの教材提示を受けて授業実践した者)として思い出すことは?」。それぞれに発言を依頼しながら、飯島先生からコメントや思い出、その背景を語っていただくという展開。1時間20分があっという間。終了後は、飯島先生から感極まった言葉をいただき、寄せ書き渡しと花束贈呈。そして記念撮影。


 参加の大阪工業大学の武藤先生と喫茶店で近刊の書籍を紹介いただきながら、授業論について意見交流。文言は異なるが主張はまったく同意。自分の考えに自信を持てた時間。


 夜の部参加のために名古屋駅付近に移動。18時から20時まで30名ほどの方々で飯島先生の退官を祝いする会。附属中数学科の先輩、同僚、後輩などと熱く交流。馬場先生の挨拶&乾杯の音頭が秀逸。記念品贈呈後、飯島先生に退官に際しての今後の思いを語っていただく。その思いを受けての青山先生の言葉にも心が熱くなる。とっても良い会の委員長をさせていただいたことに感謝。


 21時20分ごろ帰宅。心地よい疲れを感じて横になったらそのまま。様々の方との再会もあって、とっても良い1日。皆さんに感謝。