【碧南・新川中】 石川県の小中学生に対する携帯電話の規制条例について
- 公開日
- 2009/07/28
- 更新日
- 2009/07/17
平成21年度研究校報告
新川中学校の全学級で「石川県では小・中学生に携帯電話を所持させないことを保護者に義務付ける条例が可決された」ことについて賛成,反対で討論を行った。
条例に賛成は24%で,理由は,『問題が起きた時,中学生では責任が取れない/義務教育中で,まだ自立していない/家の電話を使えばよい/トラブルに巻き込まれることが少なくなる/有害サイト,変なサイトに引っかからない/小中学生には必要ない/小中学生では,携帯を持つのは早い/メールでいじめや嫌がらせがあり,自殺まで追い込まれることがある/携帯を持っている人がメールに夢中で会話がなくなる/目が悪くなる/成績が悪くなる/お金がかかる』などの意見が出た。
条例に反対は76%で,理由は,『正しい使い方をすればよい/トラブルの対策をすればよい/保護者が管理をすればよい/何かあったときに,便利に使える(親の連絡,急な連絡,けが,雨,はぐれたとき,不審者に会ったとき,お財布ケータイ,塾の送り迎え連絡)/ないとつまらない/時間をつぶす手段/友達とのメールは楽しい/使う本人のモラルの問題/個人や家族の問題なので県や国が規制するのはおかしい/個人の自由/自己責任/フィルタリングを使用すればよい/メールだと言いやすい/約束ごと,ルールを決めれば大丈夫/公衆電話が少なくなっている/GPS機能がありよい』などの意見だった。
携帯電話は学校でも持って来てはいけないことになっているが,条例となると生徒の表情もより厳しく感じられた。自分たちの身近な問題であり,活発に意見交換ができた。