i-モラル日記

【県立岩倉総合高等学校】教科「情報A」で行われる情報モラル向上の取組について

公開日
2009/11/20
更新日
2009/11/18

愛知1200校の取り組み

 本校は一年次に教科情報の「情報A」を2単位修得しており、「情報セキュリティと情報モラル」の単元で著作権と情報モラルを教えています。
今回紹介する実践は、悪意・問題のあるホームページを閲覧して「どこが問題なのか」「何が問題なのか」を考え、意見を交換し合う内容です。生徒の意見は適宜教員用のスクリーンに集約されるようになっています。
まず、ホームページを閲覧するという簡単な体験型授業を通じて、問題を発見し相互に意見を交換させ、お互いの考えや着眼点を理解し合うことを第一の目標とします。次の段階として、危険を察知し情報の真意を読み解くことができる力と、具体的に「誰が」「どんな意図で」情報を発信しているか、ということを理論立てて考え、意見を述べることができることを第二の目標とします。
情報モラルを授業で扱う場合、物事を理論立てて考えるである「思考力」を育てることと、道徳的な「心」に基づく判断基準を明確にすることが求められます。1年間の授業を通じて、生徒の実態に適した教材や内容を吟味しながら、情報モラルの授業を実践しています。