【尾中地域「地域のつどい」が開催されました!】
- 公開日
- 2009/11/30
- 更新日
- 2009/11/28
県教委
11月13日(金)に一宮地域文化広場で「地域のつどい」が開催されました。地域の中学校・高等学校の先生方や保護者の代表の方に集まっていただき、「子ども達に情報モラルをどう教えるか」をテーマに、ともに考えました。
はじめに、愛知県立一宮西高等学校教諭の川村禎之先生から、「携帯電話使用の実態」について調査結果等の説明があり、それをもとに情報モラル教育の大切さについて提言がなされました。
その後、金城学院大学准教授長谷川元洋先生より、「ケータイ・ネットはこどものオモチャではない−学校と家庭が連携した情報モラル指導を−」というタイトルで講演をしていただきました。まず先生がインターネットの仕組み等を説明され、それに対して10分間会場の人たちが近くの人同士でディスカッションを行いました。その後、代表が質問等を発表し、それに対して先生がコメント等をされるという、「参加型講演会」「双方向の意見交換」というスタイルで実施されました。その内容はわかりやすく、とても興味深いものでした。
たとえば、
●インターネットは増幅装置である
●コンピュータとコンピュータがつながることは人と人がつながること
●ネット社会では大人でなければできなかったことが子どもでもできるようになった
●インターネットの世界は「自己責任が原則」
●IDは「表札」でパスワードは「玄関の鍵」と同じである
●どう使わせるかが問題 など・・・
さらにまとめとして、情報モラル教育は特別なことではなく、「安全教育」「心の育成」が大切だと強調されました。
また、今回は、愛知県教育委員会と金城学院大学の学生さんが協力して作成し、県内の小学校6年生の保護者全員に配付されたパンフレット「ケータイは、子どものオモチャじゃありません。」のコピーが全員に配付され、実際に作成した学生さんが壇上で説明をしてくれました。