i-モラル日記

【豊田・五ヶ丘小】道徳の時間を使ってメールをするときのルール作りについて話し合いました

公開日
2010/01/07
更新日
2010/01/07

愛知1200校の取り組み

 本校の6年生は,自分の携帯をもっている子は2名であったが,帰宅後や休日に親のものを借りて使っている子が80%くらいおり,メールをしたことがある子も同数いた。そこで,メールに対する意識や常識はどれくらいあるか確かめるため,今回道徳の時間を使ってメールをするときのルール作りについて話し合った。内容は,質問形式だったので,子供たちは興味を持って取り組むことができた。解答や解説をしていくなかで,「どうして」「なぜ」という声が多かったが,とくに著作権・肖像権の問題については,「写真を勝手に使ってはいけない」ということを知っていた子は2・3名しかいなかった。その理由等について担任が説明すると,納得してうなずく子が何人も出てきた。全体的にコンピュータについては関心が高く,今回のメールをするときのエチケットについても意欲的であった。
 今回の授業を通して,メールをするときにもルールがあり,相手を思いやる気持ちが大切だ,ということが伝わった。質問に対して,深く考えずに答えた子もいたと思うが,意見を聞いたり,解説をしたりしたときに,多くの子が目を輝かせ聞き入っている姿に手ごたえを感じた。
 今後は,著作権・肖像権の問題やメールでのいじめ問題など,今問題になっていることを具体的な事例をあげる中でより深く考えさせていきたいと考えている。