【半田・横川小】「あやしいメール・添付ファイル」の授業実践
- 公開日
- 2010/06/24
- 更新日
- 2010/06/24
愛知1200校の取り組み
インターネットは,情報活用ツールとして情報収集や情報発信にと幅広く活用されています。しかし,ちょっとした不注意から個人情報が流失したり,思わぬ被害にあったりする事が多く発生しています。
そこで,個人情報の流失を防いだり,被害にあわないようにしたりするための心構えや対処法について理解させていきたいと思っています。
今年度は,6年生・5年生が6月14日からの週で学活時間を使い「あやしいメール・添付ファイル」の授業を各クラスで実践しました。
6年生(写真上)の授業では,半田市が作成した「おもしろそうなメール疑似体験」を授業の中で体験しながら展開していきました。
おもしろそうなアニメが出てきてクリックしていくうちに「当選!カードを添付プレゼント」の表示が出てきました。「これからどうしますか?」の発問に児童たちは,「ここでやめる。」「そのまま進める。」などさまざまな意見が出てきました。
画面に沿って添付ファイルを開いていくとウィルスに感染してまいました。児童からは,「ただ程怖いものはないから,むやみにファイルは開かない。」「件名に##※などがありあやしい。」などの意見が出ていました。
ウィルスの怖さやメールの危険性について理解させ,ワークシートに自分の意見や学習したことなどをまとめて授業を終了しました。
5年生(写真下)の授業でも,「おもしろそうなメール疑似体験」を活用し,「個人情報の流失」の怖さについて学習しました。
「人気アニメ,メンバー登録」へ進み,名前・メールアドレス・住所・電話番号を登録してしまいました。すると,「登録料の請求」の画面が出てみんなびっくりしました。
ここで,児童たちも信頼されないところに個人情報を流すことの危険性を知りました。 また,振り込めサギなどで,むやみにお金を振り込んではいけないことを理解しました。
インターネットや携帯電話など情報ツールは,子どもたちの身近に存在します。それぞれの危険性や正しいルールを理解して,これからも便利で楽しい情報ツールを生活にいかしていけるようにしていきたいと思っています。