６月１１日にＮＴＴドコモの方を招いて、携帯安全教室を開いた。参加した児童は、４年生から６年生の児童である。現在、携帯電話を所有している児童は、６年生で２割程度であったが、中学進学や進級にともなって所有する児童も増えてくると思われる。また、保護者のほとんどは、携帯電話を所有しているので、児童たちの身近に存在するものであり、手にとる機会も多い。今回の携帯安全教室では、有害サイトにアクセスするとどんなことがおこるか、また本屋などで、雑誌の一部を携帯のカメラで撮影することが違法であることや、友だちの悪口などを掲示板に書き込むことがどれだけ大きな被害になり、いけないことをスライドを使って分かりやすく説明していただいた。また、詐欺メールなどにまきこまれ、多額請求をされた例などを教えていただいた。
　また、所々にクイズを取り入れて、楽しみながら学ぶこともできた。児童たちは、携帯は便利だが、使い方を間違えると大変なことになることが分かり、所有する時は、親とよく相談をすることが大切だと分かった。また、児童が参加した後は、保護者を対象にした携帯安全教室も開かれ、親子で携帯電話について考えるよい機会となったと思われる。